2013年2月16日土曜日

フィクションとあたし。

こないだの嘘の話を覚えてらっしゃるでしょうか。
本日も彼女の話をしたいと思います。








彼女はとんでもなくお洋服が好きだ。


ファッションは夢であり、彼女の生きる意味だった。

何処に行くのも自分の好きな服を必ず着る。


とある日、友達に言われた









「あんたの服、ありきたりだね」







周りにいた友達はみな黙ってしまった。

彼女はうつむいていた

勝ち誇ったような顔をする彼女はもくもくと髪の毛をとかしている。


彼女は突然立ち上がって、自分の席へ向かった。
こちらに背を向けた状態で
筆箱の中をごそごそあたっている。


しばらくすると彼女は、勝ち誇った顔の友達のもとへいった。
彼女の顔の、目の前で立ち止った。


そして、


友達の顔に両手をあてた。








回りから悲鳴が上がった






”ありきたりだ”といった彼女の顔は真っ赤に染まっていた。

彼女は手を離すと、そのままどこかへ行ってしまった。

顔が血だらけの彼女は、そのまま、崩れ落ちてしまった。





カッターで手を切った。

自ら。


彼女は親友のもとへ行った。


「私の人生はこれからみたい。」

「?」

「もし、あたしが夢をかなえる前に死んだら、
あたしの人生を映画にしてほしい。」

「。。。。。うん。」

「もっと見応えのある人生歩まないとなあ~笑」


そのあと彼女は謹慎処分となった。


この話は、半分ほんとで、半分嘘です。


ここ最近日本人が海外で事件に巻き込まれて亡くなるニュースを多く目にしました。


わたしは、アジカンの新世紀のラブソングのような生き方しかできない。


でも、思ったの、もしあたしが近々予告なしに死ぬことになったとして、

それは誰にもわからないことで、

悔いがたくさん残っちゃうと思うんだけど

死ぬ前に一番何がしたいかっていうと家族に対する感謝の言葉は述べたい。

けどもう一つ、

あたしは自分の人生を残しておきたい。

本でもいいのだけど、好きな映画にしたい。

私の存在は嘘でも本当でもかまわない、

私をこれからも存在させたいのです。

だから、あたしは友達に頼んでおいた。
「あたしが死んだらあたしの人生映画にしてね!」って。
彼女は本気にしていないと思うけど
本気でそれを願う。

みんなにも、もしあたしが不慮の事故で亡くなったりしたら、
あたしのことを知っている方々で映画を作ってください。
くだらない、売れない映画でいいので。
面白おかしく、つまらない映画でいいので。

ま、死ぬ予定ないから、自分で作ろうと思うけど。

もし天国があるなら、みんなそこで幸せにすごしてください。

暗い話でごめんなさい。もう当分しません、お許しを。

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